テクノスラブの設計・施工、遮音性予測

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設計

設計指針

設計指針設計指針

長期たわみの許容値

テクノスラブのたわみ検討は

「鉄筋コンクリート構造計算基準同解説1999-付録7」に準拠して、長期たわみを予測し、許容値を求める。

長期たわみの予測式

δL = 1.5・(K1 + K2 + K3)・δe  (δL: 長期たわみ、δe: 弾性たわみ)
曲率増加倍率(K1: ひび割れ、K2: クリープ、K3: 乾燥収縮)
ただし、「平12建告1459」に基づく下式を満たすこと
スラブ厚 t > Lx / 30  (Lx: 短辺方向有効スパン)

長期たわみの許容値

原則として、δL / Lx ≦ 1 / 250 とする。
ただし、居室の居住性を考慮する場合は δL / Lx ≦ 1 / 400 且つ δL ≦ 20mm を満足する。
尚、特殊な条件の場合は、この限りではない。
※NG Free:テクノスラブは、NGはNGと適正評価します。

施工

安心・確実・固定型のテクノスラブの施工手順

1.鉄筋工事の完了

1.鉄筋工事の完了
1.鉄筋工事の完了

お願い
スペーサー(馬)は、
必ず鉄筋の交差位置に設置。

2.設備・電気CD管設置

2.設備・電気CD管設置
2.設備・電気CD管設置

ボイド工事に先行して
埋設配管(CD管)の施工。

  • ※CD管は上下3本づつ6本まで。
  • ※CD管6本以上のときは、1m程度離して取付け。
  • ※CD管の位置に、ボイド球は設置しない。

3.鉄筋ストッパー(浮上防止)の設置

3.鉄筋ストッパー(浮上防止)の設置
3.鉄筋ストッパー(浮上防止)の設置
3.鉄筋ストッパー(浮上防止)の設置

コンパネに13.5㎜φの穴を開け、しっかり固定。

スラブ厚 タテ・ヨコ間隔 鉄筋間隔
225 1,050㎜ 6×6本
250 1,000㎜ 5×5本
275 900㎜ 4×4本
300 750×1,000㎜ 3×4本
325 825㎜ 3×3本
350 600㎜ 2×2本

4.ラストボイド(組立済)搬入

4.ラストボイド(組立済)搬入

5.吊上げ

5.吊上げ

6.組立済テクノスラブ(ラストボイド)の設置

6.組立済テクノスラブ(ラストボイド)の設置
6.組立済テクノスラブ(ラストボイド)の設置
ボイドを設置した上は足場になります。
ボイドを設置した上は足場になります。

7.ラストボイドの設計・固定

7.ラストボイドの設計・固定
7.ラストボイドの設計・固定

確認
※ストッパーの間隔・固定
※結束と開き止め(タイ)

テクノスラブ完了。
テクノスラブ完了。

8.コンクリート打設

8.コンクリート打設
8.コンクリート打設
8.コンクリート打設

9.鉄筋ストッパーのアンカー取外し

9.鉄筋ストッパーのアンカー取外し
9.鉄筋ストッパーのアンカー取外し

型枠の下側からアンカーを取り外し、型枠を解体して完成。

遮音予測・実測

当社は数多くの遮音実測のデータを基に、精度の高い予測を行っております。
また、実測についてはスラブ素面および建物完成後の仕上げ測定を行います。

遮音性能・予測実測対比

●計算方法は「拡散度法」を用いて予測計算を行います。

重量軽量床衝撃音レベルの計算は、音源室はスラブ素面、受音室は内装工事終了後(二重天井の影響は考慮しません)を想定して行います。
計算方法は八戸工業大学の橋本教授作成による「拡散度法による床衝撃音計算プログラム」を用い、その使用方法は同プログラムの解説書に準拠し、加振力レベルは実測によるデータに基づいた独自のものを使用しております。
実施に計算を進めるに当っては幾つかのルールおよび条件を設定しております。

予測実測対比例(PDF)

お問い合わせ

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